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南陽市民公開講座~認知症について考える~の開催

 平成29年11月29日(水) 南陽市役所を会場に、南陽市と佐藤病院認知症疾患医療センター主催による、南陽市民公開講座~認知症について考える~を開催致しました。
平成24年から定期的に開催し、今年で6回目となりますが、南陽市民、関係機関の方々、合わせて110名のご参加を頂きました。
 第1部は、佐藤病院認知症疾患医療センター文鐘玉センター長(佐藤病院副院長)より、「認知症の周辺症状」について、わかりやすく講義を頂いた後は、第2部として、南陽市キャラバン・メイト「南陽座」から、プロ顔負けの演技で、周辺症状に対しての関わり方について、楽しく、具体的に解説をして頂きました。
 第3部は、公益社団法人山形県看護協会「平成29年度都道府県看護協会地区支部等における高齢者および認知症者支援のための看護職連携構築モデル事業」共催、南陽市小規模多機能型居宅介護連絡会のご協力も頂き、オレンジカフェを開催しました。健康相談を始め、お茶を飲みながら、日頃の悩みを話し合い、帰宅時には、笑顔と笑い声が溢れる時間となりました。また、行政、医療、介護、福祉等、関係機関の方々の交流の場ともなり、顔の見える関係作りが出来たことは、今後の地域医療の推進にもお役に立てたことと思います。その他のブースでも、佐藤病院作業療法室(作業療法士)と、栄養科(管理栄養士)の出張講義では、認知症予防には欠かせない、運動や食事について、具体的なお話しを聞き、日々の参考にして頂けたのではないでしょうか。
 認知症の予防・早期発見は、個人の問題だけではなく、関係機関との連携、地域作りがとても大切です。これからも、関係機関の方々と協力しながら、地域作りに貢献していきたいと思います。

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