開放的で、新しい、地域に開かれた医療を…
昭和61年4月、医療法人『公徳会・佐藤病院』は、このような理想を求めてスタートいたしました。
以来“保健”“医療”“福祉”が三位一体となったサービスを実現するため、山形県内における“先駆け”的な役割を担いながら、幅広い体制づくりを進めています。常に患者さまとそのご家族の幸福を願い、地域の方々とのふれあいを目指す私たちの想いは、今、精神医療の枠を越え、大きな輪となって地域に広がっています。
佐藤病院からのお知らせ一覧
- 2024年11月21日
- 佐藤病院 MRI 装置更新のお知らせ
- 2024年10月03日
- 令和6年度市民公開講座のお知らせ
- 2024年03月27日
- 外来担当医師変更について(令和6年4月~)
- 2023年11月24日
- 認知症カフェ「てぼっこカフェ」と「くぬぎ’sカフェ」合同開催しました。
- 2023年10月26日
- 令和5年度市民公開講座~認知症について考える~を開催しました。
- 2023年09月19日
- 令和5年度市民公開講座~認知症について考える~
- 2023年08月08日
- 外来担当医師一部変更について(令和5年8月~)
- 2023年05月31日
- イエローグリーンキャンペーンやまがた
- 2023年04月28日
- 新型コロナ5類移行後の面会対応について
- 2022年09月21日
- 佐藤病院 病棟名称変更のお知らせ
精神科救急急性期医療入院料病棟
スピードと治療・看護密度の重要性を問われる精神科救急。
佐藤病院では、増大する傾向にある急性期入院に対応すべきシステムをいち早く導入しました。
クロザピン治療
クロザピンは、今まで向精神病薬で十分な効果が得られない「治療抵抗性統合失調症」に対して、一定の治療効果が認められる治療薬です。しかし、クロザピン治療を受けるには、クロザリル患者モニタリングサービス(略称:CPMS)に登録された医療機関でしか治療することができません。
当院は、2013年よりCPMS登録医療機関としてクロザピン(商品名:クロザリル)による治療を行っております。
治療を受けるには
①入院での治療となります。
②服薬後は白血球が少なくなる、血糖値が上がるなどの副作用が起こる可能性があります。
③治療中は副作用の発現や予兆の確認のため定期的な血液検査を行います。
受診希望の方へ
クロザピン治療に関心をお持ちの患者さまやご家族さまへのご相談に対応させていただきます。
医療機関の方へ
クロザピン治療を目的とした入院をお受けいたします。紹介をお考えの患者さまがいらっしゃいましたらご連絡ください。
修正型電気けいれん療法(m-ECT)
修正型電気けいれん療法(m-ECT:modified Electro Convulsive Therapy)は、専門の治療器(サイマトロン)を利用し、全身管理のもと、短時間用型の麻酔薬と筋弛緩薬をあらかじめ投与し全身のけいれんを抑え、頭部を電気刺激して機能回復を促す治療になります。
主な適応疾患は、うつ病、双極性障害(躁うつ病)、統合失調症などとなります。強い不安や興奮、死にたい気持ちが抑えられない、薬物療法の効果が十分でないなど早期の病状改善が必要な状態などに対して施行します。当院では、2006年より導入しております。
治療を受けるには
①入院治療となります。
②医師による問診と、血液検査・心電図・頭部CT(MRI)・頭部X線撮影検査を行い安全であることを確認します。
③1週間に2回午前に行います。1クール8回~10回治療を行いますが、患者さまの病状により異なり、その都度有効性を判断します。
他の精神科医療機関からのご紹介にも応じております。治療を検討される場合はご連絡ください。