精神科・心療内科・児童精神科・老年精神科(令和6年4月~)
基本的には予約制となっておりますが、急患も受け付けております。(tel:0238-40-3170)
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 8:30~11:30 |
佐藤 沼田 直長 |
澤村 小野口 |
直長 | 沼田 文 |
澤村 玉垣 |
/ |
午後 1:30~4:30 |
澤村 | 岩本 | 玉垣 | 岩本 | 小野口 | / |
専門外来(予約制)
受付時間 | 月 | 水 | 木 | 金 |
---|---|---|---|---|
午前 8:30~11:30 |
アルコール (沼田) |
ものわすれ (玉垣) |
ストレス (澤村) 児童・思春期 (斎藤・須山) |
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午後 2:00~4:00 |
依存症 (岩本) |
児童・思春期 (斎藤・須山) |
過量飲酒により健康を害し、家族関係や生活の破綻につながることが多く見受けられます。
「お酒の飲み方に問題がありそうだ、どうも心配だ・・・」とお感じになっているご本人やご家族がいらっしゃる様でしたら、以下に示した1~4について当てはまる項目があるかどうか試してみてください。
1.自分の酒量を減らさなければいけないと感じたことがありますか?
2.周囲の人に自分の飲酒について批判されて困ったことがありますか?
3.自分の飲酒についてよくないと感じたり、罪悪感を持ったことがありますか?
4.朝酒や迎え酒を飲んだことがありますか?
これはCAGEと呼ばれるアルコール依存症のスクリーニング検査ですが、
1~4で2項目以上あてはまれば、アルコール依存症の可能性が高まります。
アルコール依存症は、慢性的に進行する「病気」ですが、回復可能な病気でもあります。
あくまでも予防第一と考えていますが、アルコール関連問題で心配したりお困りの方はどなたでもお気軽にご相談ください。
もの忘れには、正常なものと認知症が疑われるものがあります。
加齢によるもの忘れと認知症によるもの忘れの違いの区別ができればよいのですが、現実にはなかなか難しいものです。
認知症の症状には、記憶障害や見当識障害、理解力・判断力の低下などの中核症状と、行動・心理症状(BPSD)に大別できます。
もの忘れ(記憶障害)
・数分前、数時間前の出来事をすぐ忘れる
・同じことを何度も言う、聞く
・しまい忘れや置き忘れが増えて、いつも探し物をしている
・約束を忘れる
・昔から知っている物や人の名前が出てこない
・同じものを何個も買ってくる
時間・場所がわからなくなる
・日付や曜日がわからなくなる
・慣れた道で迷うことがある
・出来事の前後関係がわからなくなる
理解力・判断力が低下する
・手続きや貯金の出し入れができなくなる
・状況や説明が理解できなくなる、テレビ番組の内容が理解できなくなる
・運転などのミスが多くなる
仕事や家事・趣味、身の回りのことができなくなる
・仕事や家事・趣味の段取りが悪くなる、時間がかかるようになる
・調理の味付けを間違える、掃除や洗濯がきちんとできなくなる
・身だしなみを構わなくなる、季節に合った服装を選ぶことができなくなる
・食べこぼしが増える
・洗面や入浴の仕方がわからなくなる
・失禁が増える
認知症に伴う行動・心理症状(BPSD)
・不安、一人になると怖がったり寂しがったりする
・憂うつでふさぎこむ、何をするのも億劫がる、趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなる
・怒りっぽくなる、イライラ、些細なことで腹を立てる
・誰もいないのに、誰かがいると主張する(幻視)
・自分のものを誰かに盗まれたと疑う(もの盗られ妄想)
・目的を持って外出しても途中で忘れてしまい帰れなくなってしまう
(厚生労働省ホームページ 『みんなのメンタルヘルス』より一部改変)
これらの症状、行動上の問題などでお困りでしたら、佐藤病院認知症疾患医療センターへ(0238-43-6040)、まずは一度ご相談ください。
【児童思春期外来】
学校にいくのを怖がる、じっとしていられない、突然キレて暴れる、過食・拒食の問題、元気がない状態が続いているなどご心配なことがありましたら、まずはご相談ください。
完全予約制になっており、新患予約はおおむね18歳未満の方を対象にしています。(予約状況によって、高校生年代の方は精神科一般外来をご案内する場合がございます。)
【ストレス外来】
ストレスによるこころの不調を感じたら・・・・
そのほか
・動悸がする。息苦しさを感じる。
・イライラする。
・肩こりや目まいがする。
・頭痛がひどい。
・便秘又は下痢がつづく。
などの症状がある方はストレスが原因かもしれません。
これらの症状は、適切な措置をしないと症状が悪化し長引くことがあります。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
【依存症外来】
依存症とは? 特定の物質や行為を「やめたくてもやめられない」状態で、本人や家族が苦痛を感じたり、ひいては社会生活に悪影響を及ぼします
《代表例:●アルコール ●薬物 ●ギャンブル等 ●ゲーム、インターネット》
なりやすい人は? 誰でもなりうる病気です。原因は、「だらしがない」とか「意志が弱い」からではありません。人は不安や緊張を和らげたり、嫌なことを忘れるために、ある特定の行為をすることがあり、それを繰り返しているうちに特定の行動をコントロールする脳の機能が弱くなり、自分の意志ではやめられない状態になってしまうことがあります。
治るの? 適切な治療をすれば、回復が十分可能な病気です。
☆ 依存症かも? まずは、チェックしてみましょう!
ギャンブル等依存症の簡易チェック
□ギャンブルをするときには、予算や時間の制限を決めない、決めても守れない
□ギャンブルに勝ったときに『次のギャンブルに使おう』と考える
□ギャンブルしたことを誰かに隠す
□ギャンブルに負けたときにすぐに取り返したいと思う
上記の質問で2項目以上あてはまる方は、ギャンブル依存症の可能性があります。
参考:厚生労働省「依存症の理解を深めるための普及リーフレット」
《ご家族や身近な方へ》
周りに「依存症かも?」という人がいたら・・・
1.欲求をコントロールする脳の機能が弱くなっており本人の自覚もないため、自分の意志でコントロールしようとすると度々失敗することがあります。周囲がいくら本人を責めても問題は解決せず、「叱責」「処罰」「借金の肩代わり」などはむしろ状況を悪化させてしまいます。
2.ご本人が回復の必要性を自覚するまでに時間がかかる場合は、まず周囲の方だけでも受診してご相談いただき、対応方法を一緒に考えましょう。
3.悩みを聴いてもらうことによって、ご家族自身の気持ちを整理するきっかけになります。周囲の方が、おひとりで悩む必要は決してありません。
参考:厚生労働省「ギャンブル依存症の理解と相談支援の視点」
どうぞ、お気軽にご相談ください。
常勤医師
沼田 由紀夫 (院長)、澤村 一司 (副院長)、岩本 康夫、鈴木 泰宏、直長 康子、小野口 亮、玉垣 千春
非常勤医師
相田 睦武、阿部 ひろみ、伊藤 敬雄、太田 貴代光、川合 厚子、西條 朋行、斎藤 卓弥、佐藤 忠宏(理事長)、鈴木 昭仁、鈴木 智崇、須山 聡、薛 陸景、竹田 聡、藤渡 辰馬、文 鐘玉、三村 將、渡部 亮
(五十音順)